沖で待つ 絲山秋子
今日は朝の電車と家にいる時間を使い一冊読了
働いていた女性・働く女性の二人が主人公
“勤労感謝の日”は重いが爽快
“沖で待つ”は重いが朗らか
文章自体が短いので、あらすじを書くのはやめます。
短い作品は あらすじは読まずに文章を読む のがポイント^^
感想としては「ん〜よいね〜」ですw
特に“沖で待つ”はオススメです。
これからの自分は大学を経て社会に出る。
そうすると同期という一種の連帯感を持った仲間が自ずと生じてくる。
心の中でこれからの人生のまだ見ぬ仲間たちに触れることが出来た気がします。
この作品は芥川賞 受賞作品 それが手に取るきっかけとなった。
そして、受賞作によくある文体 重く固い がポイントとなる。
この作品はとても読みやすく、爽快です。
読み終わった後の気持ちが “ふぅ・・・^^” と読破感に加えなんだかやわらいだ気持ちになれます。
今の人たちはそういう 和らいだ気持ち をどこかで求めているのかも・・・